私の家造りにかける思い

自然素材に、安らぐ暮らし

自然素材に、安らぐ暮らし

さまざまな自然の息吹を五感で接し、リラックスできること。それが一番の魅力と言えるでしょう。しかも、さりげないデザインで自然感を演出したり、逆に重厚感や風格を演出することも、木ならば作為的ではなく“自然に”行えます。ただ、せっかくの木造住宅も化学的な素材やコーティングで覆ってしまうと魅力が半減してしまう為、自然オイル塗装など木が呼吸できる方法をおすすめします。自然の吸湿放湿効果は、ダニやカビの予防につながりますし、フローリングの床はカーペットに比べてダニ・ホコリ対策として断然に有利です。木の家は壁紙など化学素材を使わない内装を可能にするため、アレルギーやシックハウス症候群の防止にもつながります。
木は自然材料だけに反ったりねじれたりすることもありますが、この弱点をカバーするプレカット乾燥材もご提供しています。乾燥させた木材を、コンピューター制御の工作機械を用いてミリ単位の制度で加工する進化した材料は、高精度の施工を可能にし、腐朽菌やシロアリを寄せない高い防腐性、防蟻性も実現しています。

設計の自由度が高い

設計の自由度が高い

加工自在の木が材料ですから、設計自由度は一番。希望の間取りや外観デザインも実現しやすく、変形地や傾斜地でも柔軟に対応できます。壁式工法のように壁で家を支える構造ではないため、窓の位置や広さなどの自由度も高いと言えます。
さらに段差の解消や通路を広くするなどバリアフリーは、加工の容易な木造住宅の得意とするところです。
木造住宅ならリフォームにおいても壁を壊して間取りを変えたり増築できたりといった自由度の高い設計が可能です。
したがって高齢者向けのバリアフリー改修等ご家族のライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。

木の家は低コスト

木の家は低コスト

在来の木造住宅(木造軸組工法)は、他の工法に比べて低コストなのも大きなポイント。
木造は鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物と比べると構造部分のコストが抑えられます。
また面積や木材の木目、ふしの有無、太さ、厚み、樹種等により価格に開きがあります。適所にうまく使い分ければ低コストでも良質な住宅になり、内装や設備に予算を使うことができます。

構造的に安心

構造的に安心

昨今は、多くの住宅商品が開発され、華やかに宣伝されています。もちろんそれも高性能ですし、安心です。でも、日本古来の木造住宅(正式には木造軸組工法と言います)も、正しい材料で正しく建てれば、耐震性や耐久性、耐火性ともまったく問題ありません。三階建だって安心です。むしろ木造は軽いため、地震エネルギーを受けにくいというメリットもあります。
木材の特性を活かして建てた木造住宅は日本の風土にぴったり調和します。
木造の家はお手入れの仕方次第で、100年から200年は充分に住み続けることができるように建てることもできます。

優れた断熱性能と強度

優れた断熱性能と強度

木造住宅は断熱材の使い方次第では優れた断熱性能を発揮します。
夏は外の熱気を遮断し、冬は室内にためた暖かさを逃がしません。様々な環境やどの季節でも快適に過ごすことができます。
同じ重さで木材と他の材料を比べると、曲げ強度は鉄の約15倍、コンクリートの約400倍、圧縮強度でコンクリートの約10倍、引っ張り強度は鉄の約4倍、コンクリートの約200倍以上もあります。鉄やコンクリートのように経年変化と共に強度が低下する無機質な素材と違い、木は乾燥した状態を保つことで長持ちします。